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夢のマイホーム購入を失敗しないために

マイホームに必要な資金とは

家は若いうちに買ったほうが良いと言われていますが、実際に家を買おうと思っても金額が大きいので不安になる人も多いでしょう。
マイホームを一括で購入するのは現実的ではありませんのでローンを組んで30年以上の返済がスタートします。

長期間の返済になりますので購入前に知っておきたいのは実際にどれくらいの費用が必要になるかを理解する事です。
物件に対しての支出もありますが、税金だったりローンの仕組みを理解しておくと将来の負担の軽減をすることができますし賢く支払いができます。

マイホームを購入すると土地代や物件代以外にも支出が発生します。
購入してから支払いが必要になると気づいても後には戻れません。
さらに土地や家屋を所有することによって、固定資産税と都市計画税の納税義務が発生します。
これらの税金は住んでいる市町村によって金額が変わってきます。

固定資産税や都市計画税は毎年1月1日の時点で物件を所有していると4月ごろに納税通知書が届きます。
決められた期日までに支払いをしますが年4回の分納も可能です。
税金の場合、その時の政策によって軽減措置がとられるのが特徴です。
軽減措置が手厚いときに物件を購入する選択肢もあります。

これらを踏まえて、固定資産税や都市計画税が安い土地を選び、軽減措置が手厚い時に物件を購入するとお得です。
また新築一戸建てを建てる場合、フルオーダーメイドで職人さんに依頼した一戸建てよりも、ある程度決まったデザインの中から選ぶ、セミオーダーメイドのローコスト住宅の方が安く家を建てることができます。

マンションの場合だと管理費や修繕積立金といった維持する支出が発生します。
マンション購入時に事前に教えてくれるのである程度の支出は予想できます。
一軒家の場合だと修繕費は自分自身で支払わないといけないので、事前に貯蓄しておく必要があります。
水道のトラブルやちょっとした支出が後から家計を圧迫します。

住宅ローンを理解する

住宅ローンは長期的なものなので、しっかりと理解してから契約をしたいです。
ちょっとした金利の違いでも何十年も払い続けたら大きな差が出てきます。
子供の教育費や自分自身の老後の蓄えにも影響がでてきますので、可能な限り支出はおさえたいです。

ローンの負担を軽減する方法に繰り上げ返済という方法があります。
繰り上げ返済は最初に設定した月々の金額よりも高く返済する方法です。
無理のない範囲で返済金額を設定するのは大切な事ですが、返済金額が少ないと金利も高くなって支払いの総額が高くなってしまいます。昇進したり、共働きをするようになったりと収入の状況に変化が出てきたら、なるべく繰り上げ返済をして支払いのペースを速めたほうが良いです。
繰り上げ返済に切り替える際は手数料が必要なケースもあり、事前に手数料無料のローンを選ぶと将来への負担が軽減される可能性が高まります。

経済状況や国の政策状況によりローンを組んだ時よりもお得になっている場合もあります。
最初にローンを組んだ会社から別の会社に借り換えをすることで総額を低くする事もできます。
手続きや難しくて怖いという印象もありますが相談窓口もあるので、しっかりと理解することで賢くローン返済を減らすことも可能です。