節約は簡単なことではない
ビジネスマンにとってお小遣いだけで生活するのはなかなか大変なことです。
しかし、現実には給与やボーナスはほとんど変わらないことや減額されることがほとんどで、上がるということほとんどありません。
給与が増えなければお小遣いが増えるということは考えにくく、そうするとうまくやりくりすることが求められます。やりくりするためには節約が重要と思い、多くの人が色々と考えますが、節約は決して簡単なものではありません。
仕事をしている中では付き合いがあり、同僚や上司と食事に行くこともありますし、部下を飲みに連れて行くこともあります。付き合いを上手にしつつ節約もするというのは大変なことではありますが、工夫をすればやりくりもうまくできるようになります。
節約のために重要なのはランチ代
もっとも簡単に節約ができるのがランチ代です。
毎日100円ずつでも節約をすれば、かなり大きなものになります。小さなことですがコツコツと積み上げて行くと飲み代1回分にはなりますから頑張りたいところです。もっとも簡単な方法としては、ランチをお弁当持参にするだけで大幅に節約効果が生まれます。お弁当と飲み物とを持って行くようにすればそれだけで月に8000円から10000円ほどの節約になります。
しかし、営業職で出回ることが多かったり、お弁当の用意が難しかったりする人もいるものです。そういった人は部分的に節約を取り入れるようにしましょう。例えば、飲み物だけは持参するようにしたり、お弁当もご飯だけは持参したり、週の半分だけお弁当を作ったりということをするだけでも十分に節約効果があります。
気付きにくい支出は浪費のモト
1ヶ月の出費の中でも、知らない所で出て行く出費というものは意外と多いものです。
例えば、クレジットカードや生命保険、スマホの通信料などのように、毎月決まった形で支払うお金というものは数多く存在します。その中には、まったく利用していないのにサービス費だけを払い続けているものが少なからずあります。たとえ1ヶ月の費用が数百円程度のものでも、年間で考えるとかなりの金額になることは言うまでもありません。
節約をするためには、契約している各種サービスの内容を定期的に見直して、不要なものにお金を支払わないようにすることが大切です。また、サービスのプランを安価なものに変更するのも手でしょう。各種保険のプランは新しいサービスが次々と登場していますし、キャリアスマホから格安SIMへと切り替えたりするだけでも、相当な節約になります。
とくに、格安SIMなどはホームページ上で月額費用の比較が容易に行えるので、どの程度の節約になるのかも解りやすいでしょう。身近な家電量販店でも契約ができる点も、節約のハードルを下げてくれる嬉しい取組みです。
定価での買い物をしない
もしも、お弁当を作るのが難しかったり飲み物を持って行くのが難しかったりする場合には、とにかく定価での買い物をしないことを徹底するだけでも効果があります。
ジュースも自動販売機で買うのではなくドラッグストアやスーパーで買うようにするだけで30円から50円ほどの節約ができます。また、日頃からクーポンをしっかりチェックしておき、適宜活用するのも有効です。小さなことですが、ゲーム感覚で節約をすると楽しみながら取り組むことができます。特に、食費や飲み物代というのは形に残らないものですから節約のしがいがあるところです。
少しずつ気をつけていけば自然とクセになり、節約ができるようになっていきます。慣れるまでは苦痛に感じたり面倒に感じたりすることもありますが、まずは一週間続けてみて、具体的にどのくらいのお金が節約できていたのか知ることから始めてみましょう。実際に節約できた金額を知ることはモチベーションアップに有効ですし、さらに上手に節約をするためのアイデアを得るチャンスにもなります。
ドラッグストアやスーパーだけでなく、ハナマサや河内屋のような業務スーパーを利用すれば、大量の食材を安価に買うことも容易でしょう。最近は、店舗のセール情報をチラシではなく、ネットで検索可能な点も嬉しいポイントです。