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いい上司と思われるために実践したいこと

部下の問題に親身に寄り添う

いい上司と思われるには、部下一人一人の問題に親身に寄り添うことです。
ただし、相手のことを詮索するのではありません。
部下の方から相談できる雰囲気を作り、上司であるあなたはひたすらその話を聞くようにするのです。

それにおすすめなのが、1対1のミーティングの時間を月に1~2回設けることです。
ミーティングの時間は長くなくてかまいません。
10分でも15分でもいいので、部下と1対1で向かい合う機会を作ります。

親身に寄り添うには、部下が抱える問題についても知る必要があります。
育児や介護など生活上の悩み、同僚との価値観の違い、また今後のキャリアに対する不安やハラスメント等の職場問題など、部下一人一人に個別の問題があるでしょう。
それを理解し、親身に寄り添う姿勢を見せることが大切です。

とはいえ、最初からそうしたプライベートな問題を話してくれるわけではありません。
だからといってこちらから急かさず、部下の方から話したくなるまで待ちましょう。
そのための1対1のミーティングの機会ですので、部下の方から話したくなるまで上司は話しやすい雰囲気づくりに努めましょう。
時間はかかりますが、これができる上司ほどいい上司と評価されます。

わからないことを正直に伝える

上司だからといって、知ったかぶりはNGです。
それがバレた時に信頼は一気に失墜します。
もちろん上司として知っておくべき業務上の核は、やはり知っておくべきです。
もし知らないこと、わからないことがあるなら早急に対処してください。

わからないことを正直に伝えるべきなのは、新しいことに対処する場合です。
今後の方針について会議などで部下たちに意見を求めることもあるでしょう。
その時に部下から意見を聞かれ、本当にわからなければ「わからない」と伝えるのです。

ただし、「わからない」だけで済ますのでなく、「自分一人で決断を下すべきかどうかわからないから、部下の正直な意見を聞きたい」という姿勢を見せるのです。
何でも独断で決めてしまう上司より、こういう上司の方が信頼されるとともに好かれます。

部下に仕事を任せる

さまざまな業務のなかで、部下がやるよりも上司である自分がやる方が「早いし出来もいい」と思うものはたくさんあるでしょう。
だからこそ上司なのですが、だからといっていつも自分でやって部下に全然任せないようでは、部下の成長は期待できません。
また部下の方にも、「上司がやってくれる」との依存心が生まれ、仕事への責任感が希薄になってしまいます。
失敗してもよいので、どんどん部下に仕事を任せましょう。

むしろ、失敗しないと成長はありません。
人は失敗すると、同じ失敗は二度としたくないと強く思い、それだけ成長が早くなるのです。
上司としてやるべきことは、そんな部下の失敗を大きな度量で受け入れて適切にサポートすることです。