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パソコンが壊れる前兆を見極める

現在のパソコンの状態を把握する

パソコンを長く使っていると、「今のところ壊れているわけではないけれど、ひょっとしたらそろそろ壊れるかもしれない」という状態を経験することは珍しくありません。
安くなったとはいえ、新品なら少なくとも数万円はするパソコンですから、本当に新しいものに買い替えるべきなのかどうか見極めが必要でしょう。

それを見極める方法として、誰にでもできる簡単な方法が現在のパソコンの状態を把握することです。
専門的なことがわからなくても問題ありません。
起動して正常に動作している場合、少なくとも自分が必要な作業は問題なくできている場合は、まだしばらくは壊れないで動いてくれると思われます。

ただし、動作自体に問題はなくてもハードディスクの空きがないような場合は対処が必要です。
中身を移動させるか、もっと大容量のパソコンに買い替えるかを検討する頃合いでしょう。

また、今使っているパソコンは購入当時どの程度のクラスだったのでしょうか。
それによっても買い替え時は変わってきます。
もし最高クラスのハイエンドパソコンで、買ってから数年程度で特に異常も見られないならまだしばらく買い替える必要はないでしょう。
いいパソコンほど廉価版のパソコンよりスペックが優れているため、数年程度でスペックが古くなることはありません。
耐久性も廉価版のパソコンより高いため、もう2~3年は大丈夫のはずです。

パソコンが経年劣化しているかどうか判断するポイント

動作自体に異常が見られる場合は、経年劣化がうかがわれます。
もちろん、劣化したパソコンでも部品を交換するなどすればまだまだ使える場合もあります。
しかし、パソコンの知識や扱いに自信がないのであれば、以下の症状が見られる時は新しいパソコンに買い替えた方がよいでしょう。

まず、起動に時間がかかる場合です。
今のパソコンだと、起動して使えるようになるまで数分もかかるものはほとんどありません。
もし起動ボタンを押してから安定するまでの時間が長すぎると感じるなら、買い替え時でしょう。

起動までの時間だけでなく、劣化したパソコンはそのほかあらゆる動作が遅くなります。
たとえば「エクセルを立ち上げても、すぐに開かない」などで、Officeの起動に何分もかかるようならもう限界が近いでしょう。
また、劣化するほどパソコンは高頻度で誤作動を起こします。
新しいパソコンでもたまに誤作動を起こすことはありますが、毎日のようにおかしいことが起きるようなら明らかに限界です。

そのほか、ファンの音、タッチスクリーン、キーボード、ノートパソコンの液晶ディスプレイとのヒンジ部分などに不具合を感じるような場合があります。
こうした部分の不具合は完全に壊れる前の明らかな兆候ですから、そろそろ買い替えを検討した方がよいでしょう。