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バリュー・プロポジションで個人を考える

バリュープロポジションとは

バリュープロポジションとは最近マーケティング用語として注目を集めるようになったものです。
一言で説明をすると顧客が望んでおり、競合他社が提供できない自社が提供できる価値のことを意味しています。

出発点としては顧客ですが、その顧客の要望を全部受け入れていればよいのではないです。
大切なことは顧客が何を望んでいるのか、そして何に価値を感じているのかというニーズをしっかりと絞り込んでいき他社とは同じことをしないということにあります。

バリュープロポジションは個人でも応用することのできるもの

最近ではどんどんと市場が細分化しておりビジネスパーソン自身が持つバリュープロポジションがとても大切です。
例えば、パソコン一つをとってもデスクトップ型とノート型がありますし、それだけでなくさらに商品が細分化されています。
そして、それぞれの種類に応じてトップシェアの企業は違っており、これは市場が細分化しているから起こっていることです。

このように市場や企業が細分化していることによって働いている個人もニーズに特化していくことが求められます。
これができれば競争の激しい社会情勢に飲み込まれることなく結果が出し続けられるようになるのです。

勤めている会社の中でもチームの中できちんと自分の強みを見つけ、そこに焦点を当てて強みを磨いていけば自然と業績が出る様になりますし、ほかの人とは違う自分の個性を出すことができるようになります。
やがてそれがどんどんと成果としてつながるようになり社内で1番、業界で1番というようにしっかりと自分だけの地位を確立できるのです。

バリュープロポジションを作るためにはどうすればよいか

バリュープロポジションをするためにはまず自己分析が必要になります。
きちんと自分の強みを知らなければ伸ばしていくべき部分が見えないです。
そのためまずはしっかりと自分に向きあい自分の強みを探っていきます。

自分の強みが見えたら、次はどのように仕事で応えていくかを考えることが大切です。
どれだけ自分の強みがあってもそれが仕事で反映できなければ意味がなくなってきます。
ただ、今は仕事とリンクしていなかったとしても工夫次第で仕事に生かせるようになることもありますから、何か自分の強みと自分の仕事とのつながりがないかを考えるとヒントが見えることが多いです。

ある程度仕事で自分の強みを生かす方法が見えてきたら誰に向かってどのようなニーズに応えていくかを絞り込んでいきます。
具体的なターゲットが正しく絞り込めなければ成果は出なくなりますから、ここは慎重に考えてきちんと自分の仕事の内容と世間のニーズとを照らし合わせて具体的に決めていくことが大切です。