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気をつけたいタンパク質不足

気がつきにくいタンパク質不足

ビタミンやミネラルの不足には気をつけていても、タンパク質をどれだけ摂取しているかしっかり把握しているという人は少ないのではないでしょうか。
筋肥大を目指してトレーニングに励んでいる人でない限り、何にどのぐらいのタンパク質が含まれているか知らないのは珍しいことではありません。
しかし、気がつかないうちにタンパク質が不足していたという例は意外と見られます。
ご飯もおかずもバランスよく毎日しっかり食べているという人は大丈夫ですが、そう断言できない人は注意してください。

タンパク質不足の原因は、単純に食べる量が足りないことが多いです。
ダイエットで意識的に食べる量を減らしているのはもちろん、年を取るにつれて食が細くなり、若いころより食事量が減ったという人は注意しましょう。
また、食事はちゃんと取っているつもりの人でも、運動量が多い人、ストレスフルな生活を送っている人は今のままでは十分なタンパク質を摂れていない可能性もあります。

ビタミンが不足すると、口内炎ができたり、肌の調子が悪くなったりと影響を感じやすいです。
夏場に夏バテになりやすいのも一つの影響でしょう。
一方、タンパク質が不足してもすぐには明らかな影響が表れません。
そのため、気づいた時にはすぐに対処しなければならないほど不足しているケースもあります。

タンパク質が不足するとどのような影響があるのか

では、タンパク質が不足すると具体的にどのような影響があるのでしょうか。
タンパク質は筋肉や骨など体を構成するあらゆる組織の材料ですので、骨が弱くなったり筋肉が少なくなったりなどが考えられます。
免疫力が低下して、老化を促進しやすいということも言えるでしょう。

高齢者の方は、タンパク質不足には特に注意しなければなりません。
筋力が落ち骨が弱くなった状態では、転倒しやすいうえにその際のケガのリスクも高まります。
骨折しても治りにくく、そのまま寝たきりになってしまう高齢者も少なくないのです。

タンパク質不足を防ぐには

タンパク質不足を防ぐためにまずできることは、自分が毎日どのぐらいのタンパク質を摂取しているかをしっかり把握することです。
そのためには、1日に必要なタンパク質量を覚えておきましょう。
一般的な成人男性の場合、体重1kgにつきタンパク質が1g必要とされているため、たとえば体重60kgの方なら1日にタンパク質60gを摂取したいところです。
ただし高齢者で消化能力が低下していると感じる場合、体重1kgにつきタンパク質1.2gぐらいを目指してください。

必要な量を把握したら、毎日しっかり摂取することです。
理想は食事から十分な量を摂取することですが、それが難しい場合もあるでしょう。
そういう時はプロテインを上手に利用してください。
大豆原料のソイプロテインはダイエット中の健康維持にもおすすめです。